こんにちは!
「katのブログ」管理人の、katです。
「小学生からのプログラミング」第4回目の今回は、配列についてのお話になります。
前回の記事で、一つの変数に一つの値を入れるということをしましたが、実は複数の値を入れることもできます。
今回はそのやり方について学んでいきましょう!
今回使うもの
今回は、以下のプログラミング言語で、プログラムを書いていきます。
・PHP
プログラムの実行は、以下のpaizaというサイトを使いましょう。
始めてという方は以下のページに使い方がのっていますので、見てみてください。
配列とは?
配列とは、最初にも書きましたが、複数の値を入れられる変数のことを言います。
値の入れ方
普通の変数は、
$number = 1;
のように一つだけ値を入れますが、配列だと、
$numbers = [1, 2, 3];
のように、[]の中に「,」で区切って複数の値を書いていきます。
また、
$numbers = array(1, 2, 3);
と書くこともできます。
書き方が違うだけで、意味は[]で書いたときと同じです。
値の取り方
普通の変数から値を取り出すときは、その変数をただ書くだけで取り出すことができますが、配列の場合は、変数の後に [0]、[1] のように、取得したい値が入っている番号(何番目に入っているかの番号)をつける必要があります。
普通の変数の値の取り方
<?php
$number = 1;
echo $number; // 普通の変数の値の取り方です
実行結果は、「1」と表示されます。
配列の値の取り方
<?php
$numbers = [1, 2, 3]; // 0番目に「1」、1番目に「2」、2番目に「3」の値が入っています。
echo $numbers[1]; // 1番目の値の「2」を取得しています。
すでに気が付いている人もいるかもしれませんが、番号は、0から始まります。
なので、上記の場合は [1] が指定してあるので、1番目の値の「2」が画面に表示されます。
配列の後につける[0]、[1] のことを、プログラミングの用語では「キー」と言います。
例えば、 $numbers = [1, 2, 3]; の場合、キーは 0、1、2 になります。
とてもよく使う言葉なので、覚えておきましょう!
値に文字を入れてみよう
変数には、数字だけではなく、文字を入れる事もできます。
入れ方は数字の時とほとんど同じですが、値を「‘」(クォーテーション)もしくは「“」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
それでは、変数と配列それぞれに文字を入れてみましょう。
普通の変数の場合
<?php
$fruit = "りんご";
echo $fruit; // "りんご"と表示されます。
配列の場合
<?php
$fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ", "いちご"];
echo $fruits[1]; // "みかん"と表示されます。
最後に
今回ご紹介した配列は、普通の変数と同じくらい使う事が多いですので、必ず覚えておきましょう。
次回は、配列よりも使いやすい、連想配列というものをご紹介していきますのでお楽しみに!
ではまた次回!