こんにちは!
「katのブログ」管理人の、katです。
「小学生からのプログラミング」第3回目の今回は、プログラミングで足し算、引き算、掛け算、割り算をしていきます。
計算は、コンピュータの得意分野です。
人間だととても時間のかかるような計算も、コンピューターは一瞬で解いてしまいます。
何で コンピューターは速いの?
コンピューターは何でこんなにも計算が速いのでしょうか?
それは、コンピュータの中では電気が流れていて、その電気が足し算などの計算しています。
電気の速さは、光の速さと同じと言われていて、目に見えないくらいとても速いので、計算も一瞬で出来てしまいます。
今回使うもの
今回は、以下のプログラミング言語で、プログラムを書いていきます。
・PHP
計算してみよう!
それでは早速、コンピューターで計算してみましょう。
まずは、前回同様paizaというサイトで、プログラミングをしていきますので、サイトを開きましょう。
サイトが表示されたら、左上にあるボタンが「PHP」となっていることを確認します。
なっていない場合は「PHP」を選択します。
ここまで出来たら、プログラミングの準備完了です。
足し算
まずは足し算をしていきます。
ソースコードの部分に、以下のように書いてください。
<?php
// 足し算をする
$result = 1 + 2;
echo '計算結果:' . $result;
書き込みが終わったら、左下の「実行」ボタンをクリックします。
図のように「計算結果:3」という文字が表示されれば成功です!
簡単にプログラムの解説をします。
<?php
PHPプログラムの開始を意味します。
PHPのプログラムの最初には必ず「<?php」をつける決まりになっています。
$result = 1 + 2;
ここで足し算をしています。
「$result」は、変数と呼ばれているものです。
変数とは入れ物のようなもので、「=」の後に書いてある値を入れておく事ができます。
ここでは、「1 + 2」の結果(「3」)を「$result」という変数(入れ物)に入れています。
PHPの場合、変数には必ず「$」という文字を最初につけるという決まりがあります。
「$」のあとにつける文字は、自由に決める事ができます。
「$message」「$color」など、好きな名前の変数を作ってみましょう。
echo '計算結果:' . $result;
ここで、計算結果を画面に表示しています。
「echo」の後に書いてある内容が画面に表示されます。
「計算結果:」の後にある、「 . 」は、文字と文字(もしくは変数)を繫ぐときに使います。
ここでは、「計算結果:」と「$result」を繋いでいます。
「$result」の中には、先ほどの計算結果(”3″)が入っているので、画面には「計算結果:」と「$resultの値(”3″)」が繋がって、「計算結果:3」と表示されます。
引き算
次に引き算をしていきましょう。
ソースコードの入力欄に以下を入力しましょう。
<?php
// 引き算をする
$result = 3 - 2;
echo '計算結果:' . $result;
書き込みが終わったら、足し算の時と同じように、左下の「実行」ボタンをクリックします。
「計算結果:1」という文字が表示されれば成功です!
掛け算、割り算
掛け算と割り算もやり方は同じですが、記号(演算子)が、普段見慣れているものとは違うので、覚えておきましょう。
■掛け算、割り算の演算子
掛け算・・・「*」
割り算・・・「/」
それでは、以下のようにプログラミングしてみましょう。
<?php
// 掛け算をする
$result = 3 * 2;
echo '掛け算の計算結果:' . $result . '、';
// 割り算をする
$result = 4 / 2;
echo '割り算の計算結果:' . $result;
「実行」ボタンをクリックすると、
「掛け算の計算結果:6、割り算の計算結果:2」
と表示されれば成功です。
簡単な計算だけでなく、足し算と掛け算を組み合わせたりして、難しい計算も試して見ましょう。
例えば、765 + 875 * 568 – 23 / 54 の答えは何でしょうか?
コンピューターならすぐに答えを教えてくれます。
最後に
計算処理は、ほぼ全ての機械のプログラムに書かれています。
この講座でもたくさん使っていきますので、書き方を覚えておきましょう。
また、今回は変数に一つだけ値を入れましたが、次回は一つの変数にいくつもの値を入れる方法について書いていきますのでお楽しみに!
では、また次回!