どうも、katです。
今回は最近読んでいる本の内容と、感想について書こうと思います。
ご紹介するのはパイドン(プラトン著)という哲学本です。
今回はその本の中で出てくる生死観についての考察部分について書いていこうと思います。
※私もこういう知識はかなり浅いので間違っている部分もあると思いますが、今後分かり次第修正していきたいと思います。
内容(箇条書き)
この本では基本的に哲学者のソクラテスが死刑執行される日に弟子たちと会話した内容を元に書かれている。
そのためか特に魂と肉体の死についての考察がメインになっている。
私もあまり理解しきれていないが、要は人間の魂は肉体よりも先に存在しているということの証明を行おうとしていると思われる。
つまり花を美しいと思うのは美という感覚をまず知っていなければならず、それは魂が先に知っていて、花を見た時にその美の感覚を思い出す(想起)ことで、美しいと感じる。
逆に美をそもそも知らなければそれが美しいと感じることもないのではと考えられるのではないか。
そして肉体が死ぬと、魂は元の場所(姿形(イデア)だけが存在している世界)に帰り、次に肉体として生まれるまでそこで過ごすと思われる。
そして死ぬ時には魂と共に知性が残るのではと思われる。
故に生きている間にいかに叡智(真理や真理に近い知恵?)を蓄えるかということの重要性を説いている。
感想
人間の生と死という内容はまだ科学的にも結論が出ていないかと思いますので興味深いと思いました。
私個人としては魂の世界はあると思うし、あってほしいと思いますが、最終的には科学で証明されるまでは答えは出ないのだろうと思います。
ただ、美自体を知らないと美しいと思うことすらないというのは確かにそうだと思いますが、ではその感情はどこから来るのかという事は今は科学的にはどこまで解明されてるんでしょうか?(脳科学とかの分野ででしょうか)
今度時間あったら調べてみます。
稚拙な内容だったかと思いますが、今後もこの本について感想など書いていこうと思います。
以上、【パイドン】死と生についてでした〜。