どうも、katです!
2019年7月5日、朝からアドセンスのスマホアプリを立ち上げると、なぜか収益が表示されませんでした。。
サーバーが重いだけかな?と思い放置していましたが、数時間後に確認しても同じでした。
これはおかしいと思い、PCで確認したところ、、、
アカウントが一時的に停止されています
という文字が!
また、メールを確認したところ以下のように書かれていました。
平素より AdSense をご利用いただきありがとうございます。
このたび、お客様の AdSense アカウントにおいて不正な操作が検出されました。そのため、お客様の AdSense アカウントを 30 日間一時的に停止いたします。アカウント停止期間中は、お客様のサイトに広告は掲載されません。
アカウントが停止された理由
お客様ご自身による AdSense 広告のクリックが確認されましたが、そのような行為は Adsense プログラム ポリシーにより禁止されております。
不正と判断された行為に関して詳しい情報をご希望かと存じますが、そうした情報は Google 独自の検出システムを迂回するために使用される可能性があるため、関連があると思われるウェブページやユーザーを含む特定のアカウント アクティビティについて、サイト運営者様に情報を提供することはできません。
アカウントの停止は一時的な措置であり、異議を申し立てることはできません。30 日間の停止期間が終了すると、お客様のアカウントへの広告配信が自動的に再開されます。
不正な操作の原因を特定して防止するために時間が必要な場合は、広告が表示されないようサイトから AdSense 広告コードを削除してください。
停止期間中にお客様の AdSense アカウントで他にも問題が見つかった場合は、停止期間の終了前でもアカウントが永久的に無効になることがありますのでご注意ください。アカウントが無効になる理由についてご理解いただくために、アカウントが閉鎖される主な理由も併せてご覧ください。
将来においてお客様のアカウントで不正な操作が検出された場合、追加の措置が講じられ永久的にアカウントが無効になる可能性があります。
アカウント停止による支払いへの影響
お客様のアカウントで正当なトラフィックが発生するようになったら、支払いを受け取れるようになります。
アカウントが停止されると、そのアカウントの未払いの広告収益は凍結され、Google の取り分を含めて、影響を受けた広告主様に返金されます。さらに、お客様のサイトで広告配信を再開してから 30 日間は支払いが保留されます。この間に発生した収益は、お客様のアカウントが良好な状態であれば、次の支払期間に支払われます。
自分自身でクリックしたため停止されたとのことです。
なるほど~自分自身でクリックは確かに駄目ですね。
私もブログ初期(2018年12月開始)の頃によく分からずクリックしたことがあります。
しかし、ここ数ヶ月は確実に自分自身でのクリックはしていませんでした。
そこで色々調べたところ、アドセンス狩りなるものが存在することを知りました。
アドセンス狩り・・・
その単語だけで暇人を思い浮かべてしまいますが、そんなもの(人)が実際にあるとは。。。
どうやら、どこかの暇な方が、何度も広告を意味無くクリックする行為をアドセンス狩りというようです。
そうなると、アドセンス側が「これは運営者が収益目的で何度も自分の広告をクリックしている!」と勘違いし、アカウントが停止になってしまうようです。
そんなくだらない事に時間を使う人がいること自体信じがたいですが、いるのは事実のようです。
Google Analiticsでアクセス者の国を確認したところ、普段は「Japan」しかないことがほとんどですが、この日だけ、「(not set)」という表示が!
しかもアクセス数の半分を占めていました。
確定ではないですが、おそらくこの「(not set)」さんが犯人と思われます。
しかし、Google Analiticsで確認できるのはここまでで、それ以外の設定をしていなかったため、細かい情報は見ることができませんでした。
仕方が無いので、これ以上の調査はあきらめて今後の対策をすることにしました。
アドセンス狩り対策
アドセンス狩りに遭った場合の停止期間は1ヶ月(30日)間です。
停止期間後、再び広告が表示されるようになりますが、再びアドセンス狩りにあった場合、アドセンスが永久無効となり、永遠に広告が表示されなくなってしまいます。(再登録してもすぐにばれるそうです。)
なので、アドセンス狩りの対策は、停止期間が終わるまでの1ヶ月間に行う必要があります。
それでは、今回私が行った対策について説明していきます。
不正クリック防止
まずは、不正クリックを防止する対応を行いました。
方法は簡単で、プラグインをインストールするだけです。
「プラグイン」>「新規追加」ページに移動し、検索欄に「AICP」と入力すると、「AdSense Invalid Click Protector (AICP)」というプラグインが表示されますので、「インストール」ボタンを押下し、完了したら「有効」ボタンを押下します。
やることはこれだけです。
これで、3時間の間に3回クリックがあった場合、そのIPアドレスからはサイトにアクセスできなくなるようです。
最初にやっとけば良かった。。
ちなみに、ブロックする時間やクリック数を変更したい場合は、プラグインの設定画面で行えます。
不正ユーザーを特定する設定
WordPressや、アドセンス、Analyticsの標準設定では、アクセス者のIPアドレスなどの特定はできません。
特定する方法としては、
・Wordpressにプラグインを追加(無料)
・Analyticsで設定(無料)
・外部ツールを使用(有料あり)
があります。
今回試したのは「Wordpressにプラグインを追加」と「外部ツールを使用」ですので、それについてみていこうと思います。
WordPressにプラグインを追加(無料)
こちらは最初に試した方法になります。
方法は不正クリック防止と同様、Wordpressのプラグイン追加になります。
「プラグイン」>「新規追加」ページに移動し、検索欄に「WassUp」と入力すると、「WassUp Real Time Analytics」というプラグインが表示されますので、「インストール」ボタンを押下し、完了したら「有効」ボタンを押下します。
後は、メニューバーの「WassUp」をクリックすると、訪問者のIPアドレスなどの詳細情報が見れるようになっています。
しかし、この方法では、実際に誰が広告をクリックしたかなどの情報は取得できないようでした。
なので、次に外部ツールを使ってみることにしました。
リサーチアルチザンプロ
今回導入を決めたツールが、リサーチアルチザンプロというツールになります。
無料版のリサーチアルチザンライトというものもありますが、こちらは2015年で開発が止まっているため、オススメはできません。
※開発が止まっているということは、最近のブラウザの機能更新などについていけていない可能性が高いためです。
それでは、リサーチアルチザンプロの導入方法を説明します。
まずは、こちらのページから、アカウント登録を行います。
画面の内容に沿って進めていきます。
試用期間(1ヶ月)は支払いが発生しませんので、最初はクレジットカード番号の入力などはありません。
登録が完了したら、以下のような画面を表示できるようになります。
アクセス解析>AdSenseへ進むと、アドセンスのクリック数などが表示されます。
クリックされた広告ユニットの一覧も表示されますので、広告ユニット名のリンクをクリックすると、その広告をクリックした人のIPアドレスなどを確認することができます。
また、さらに詳しい料金や使い方については以下の記事にまとめていますので、興味のある方は見てみてください。
不正クリックは、立派な犯罪ですので、IPアドレスで犯人を突き止め、法的手続きということも可能になるかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
せっかくアドセンスに合格しても、アドセンス狩りにあって、アカウント停止したり、最悪アカウント永久無効になってしまうのは、あまりにも悲しいですよね。
Googleで判定してくれればいいのですが、今の所は自分で対策するしかなさそうです。
自分のブログは自分で守るという意識が必要ですね。
まだアドセンス狩りの対策をしていないという方は、是非今回の記事を参考にしてみてください!
以上、アドセンス狩りに遭いました【広告配信停止〜対策】でした〜。
追記
この記事の対策後、遂にアドセンス狩りを捕まえましたのでその時の内容を記事にしました。
アドセンス狩りをされる方はこのように住所まで晒されることになりますので覚悟の上で行ってください。