ブラウザ

【web3.0時代のブラウザ!?】braveとは?怪しい?

どうも、katです!

今回は、最近話題(?)のbraveというブラウザについて書いていこうと思います!

braveとはそもそもなんなのか?怪しくないのか?などについて書いていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

braveとは?

そもそもbraveブラウザとはどのようなブラウザなのでしょうか?

Wikipediaで調べたところ、アメリカにあるBrave Softwareという会社が作ったブラウザとのことでした。

また、その会社の創設者であるブレンダン・アイク氏は、有名なFire Foxというブラウザを作った、Mozillaという会社で、技術面の責任者などをしていた方のようです。

braveブラウザ自体は、2016年にスマホ向けのbraveブラウザが最初にリリースされ、その後2019年にPC版がリリースされています。

まだ若いブラウザでもあるので、セキュリティなどが万全かどうかは正直分かりませんが、ブラウザ自体はベースがGoogle ChromeMicrosoft Edgeと同じChromiumというオープンソースで作られているようですし、今現在も開発が進んでいることを考えると、一定の安心感はあるのでは?と個人的には思っています。

特徴は?

braveブラウザは、他のブラウザにはない大きな特徴が2つありますので、それについて書いていこうと思います!

広告が出ない!

braveブラウザが他のブラウザと大きく違うところといったら、なんといっても広告が表示されないことです!

ChromeやEdge、Firefoxなどの主要ブラウザでは、サイト上やyoutubeなどを閲覧する際に、多くの広告が表示されます

実際、データ通信量の約4割が広告だという研究結果も出ているくらい、サイト上には多くの広告が表示されています。

その広告が表示されないということは、表示速度も爆速になり、スマホやポケットwifiなどの通信量を抑え、通信費の節約にもなることを意味しています。

実際に私も使っていますが、Chromeなどに比べると、やはり表示速度が早いと感じます。

また、braveブラウザのホーム画面で、どれくらい通信料が節約できたかもわかるようになっています。

braveのホーム画面。節約データ量が確認できる

サイトを見るだけで利益が出る!

また、braveには広告の非表示機能に加えて、さらにもう一つ、他のブラウザには無い大きな特徴があります。

それは、サイトの広告の代わりに、braveが配信する広告(プッシュ通知で表示される)を表示することで、ユーザー(私たち)や、サイトの管理者に利益をもたらすという仕組みです(braveの配信する広告を表示するかどうかは任意)。

結局広告見るの!?と思われるかと思いますが、広告と言っても、サイト内に表示されるのではなく、PCのプッシュ通知(SNSの通知とかと同じ)で表示され、特に画像もないので、個人的にはそこまで気にはなりませんでした。(サイト内で興味のない画像を見せられるのに比べれば全然良いと思います^-^)

こんな感じで、PCの画面右下にプッシュ通知が表示されます。

通常であれば広告をクリックすることで、広告を載せているサイトの管理者やアフィリエイト会社が儲かる仕組みですが、braveでは、サイトを見ているユーザーにも利益が出ます

具体的には、広告がプッシュ通知で表示され、その時点で、BATという仮想通貨がもらえます。

こんな感じでBATが増えていきます

そして最終的には、こうして貯まったBATを、Bitflyerという取引所に送金することで、出金することができます。

また、自分で出金するのではなく、お気に入りのサイトの管理者にチップとして送ることもできます

現状では、スマホ版では自分で出金することができないようなので、もし少しでも稼ぎたいという方は、PC版のbraveを使うのが良いかと思います。

ちなみに私はbraveを使い始めて数日ですが、数円分のBATが貯まりましたww

正直多くはないですが、ブラウザを見ているだけでお金が貯まるのは面白いなと思っています(利益がメインというよりは、広告が出ないということの方が個人的には大きいです)。

また、私はプライベートPCは1日1時間も使わないことも多いので、1日に数時間使う人であれば、もっと貯まるのは早いのではと思います。

懸念点

良いことばかりのブラウザにも見えますが、懸念点もなくはありません。

個人的に懸念点だと思うことは、以下の2点になります。

セキュリティなどの懸念

これは「braveとは?」の項目でも書きましたが、まだ若いブラウザでもあるので、通信や情報の漏洩などに問題がないのかという懸念になります。

ただ、先ほども記載した通り、ベースがChromeなどと同じCromiumでできていることや、今のところ大きな問題も起きていなさそうなので、個人的にはそこまで問題ないのかな?と思っていますが、会社の仕事用PCで使いたい場合などは、一応会社に確認するなどした方が良いかも知れません。

広告ビジネスモデルの懸念

前述しましたが、braveはサイト上の広告を一切表示しないため、今までそれで儲けていたアフィリエイトASPなどからの反感を多少勝っているようです。

なので今後、そういった会社と揉めたり、場合によってはGoogleなどからの規制が入ったりなどが起こり得なくもないのかなと思っています(この辺りの知識があまりないので完全に個人の想像ですが)。

ただ個人的には、ユーザーにも利益が入るという仕組み自体は、仮想通貨という新しい技術が出てきたことで実現できたことでもありますし、今後来ると言われているweb3.0というweb上における非中央集権的な新しい時代の走りでもあるのかなと思っているので、さらにこういったサービスやツールが発展していくことを期待しています。

最後に

いかがだったでしょうか?

今回は、仮想通貨技術も取り入れた、新しいbraveというブラウザについて書いていきました。

私も個人的に使い始めており、やはり表示速度の速さと、広告が無いことの恩恵を多く感じています(おまけでお金も少し貯まりますし^-^)。

ただ、まだまだ若いブラウザでもありますし、これが完成形でも無いのだろうなと思います。

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、仮想通貨はブロックチェーンという技術が使われており、それによって会社や銀行を介さずに簡単に直接相手とのやりとりができるようになってきています。

今後はさらに、ブロックチェーンを活用した非中央集権的なネット社会(web3.0)の構築が加速していくと思っています(私自身、ブロックチェーンの会社で働きながら実感しています)。

そういう意味でも、このような新しいシステムを使っていくことで、少しでも次の時代を感じられるのでは?と思いますので、興味のある方はぜひ使ってみてください!

以上、「【web3.0時代のブラウザ!?】braveとは?怪しい?」でした〜

参考

・Wikipedia – Brave (ウェブブラウザ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Brave_(%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6)

・Wikipedia – ブレンダン・アイク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AF

・「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」を実施 主要Webサイトのデータ転送量、平均4割は広告
https://www.lab-kadokawa.com/release/detail.php?id=0099

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kat
プログラマー歴7年、2歳の子供を持つパパです。 興味のあることはプログラミングや今後のIT技術などです。 趣味でオンラインカードゲームのサイトを運営しております。 プログラミングを通して社会に貢献していきたいです。