こんにちは、katです。
今回は、Vagrant上のLinux(CentOS)に、MongoDBをインストールし、クライアントOSからGUIツールを使って操作するところまでを説明していこうと思います。
※Vagrantとは、パッケージ化されたOSを簡単に管理できるものですが、実際は内部でVirtualBox上で動いています。
それでは、説明していきます。
環境
まずは、参考までに私が実施した環境を記載しておきます。
OS:CentOS 7
※Vagrant=VirtualBox上で起動
クライアントPC:mac
※Windowsでも基本的には同じ
今回は、Vagrantは導入済み前提でお話しますので、まだの方は、こちらの記事を参考に、導入を済ませておきましょう。
リポジトリ追加
まずは、MongoDBのあるリポジトリを登録します。
以下のコマンドを実行します。
$ vi /etc/yum.repos.d/mongodb.repo ← ファイルを作成し、以下をコピペして保存します
[mongodb]
name=MongoDB repo
baseurl=http://downloads-distro.mongodb.org/repo/redhat/os/x86_64/
gpgcheck=0
enabled=1
MongoDBインストール、起動
それでは早速、MongoDBをインストールしていきます。
下記コマンドでインストールします。
$ yum install mongodb-org
インストールが完了したら、自動起動をONにして、起動しましょう。
$ chkconfig mongod on
$ service mongod start
T3インストール
次に、GUIでMongoDBを操作するため、Robo 3Tというツールをmac(もしくはWindows)にインストールしていきます。
まずは、下記サイトからダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、インストールします。
設定は下記のようにします。
vagrant上のサーバーへのSSH接続設定も行いましょう。
設定が完了したら、実際に繋がるかどうかを、「Test」ボタンを押して、試してみましょう。
成功したら、「Save」ボタンで保存します。
操作してみる
以上で設定は完了です。
それでは、実際にT3から操作してみましょう!
まずは、データベースを選択し、操作したいcollectionを選びます。
レコード追加
試しに、レコードを追加してみましょう。
まずは、コレクション名を右クリックし、「Insert Document」をクリックします。
すると、入力画面が表示されますので、JSON形式で登録したいレコードを入力します。(MySQLなどとは違い、項目名は任意です。)
入力が完了したら、「Save」ボタンをクリックし、保存します。
すると、コレクションにレコードが追加されたことが確認できます。
追加が確認できない場合は、再度コレクションを開きなおすと、表示されるかと思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
設定さえ間違えなければ、そこまで時間がかからずに操作できるようになりますね。
コマンドからMongoDBを操作するのは大変なので、是非今回紹介した、Robo 3Tを使ってみてください。
以上、「MongoDB導入〜クライアント(GUI)操作まで」でした~。